チバソムとKEISUKE MATSUSHIMAのコラボディナーが開催されました。
これまで、何度か東京でチバソムのシェフを招聘したイベントはありましたが、ホテルシェフが、スパキュイジーヌを学ぶといった趣旨の会で、フレンチのシェフ個人が、コラボの形で開催するのは、今回が初めてだと思います。
メニューは、前菜~冷製スープ~魚~肉~デザート2品というフルコースに、タイのワインが5種類出ました。フルコースですが、軽やかで、翌朝全くもたれていないのは、さすがです。盛り付けもとても美しいものでした。私が一番おいしいと思ったお料理がコレ。”タイ風ハーブと野菜のエキスで軽く煮込んだ旬の白身魚” シンプルなお料理ですが、野菜のエキスを出すのに、数時間かかったそうです。出汁はどこの国の料理でも、ヘルシーで美味しい(その分手間がかかります)
今回のお料理、お土産にレシピカードが付いていました。
写真も綺麗だし、ちゃんと日本語に翻訳してあるしで、至れりつくせり。チバソムのクッキングブックは何冊か持っていますが、写真のグレードアップ感はすごいです!ちなみに、お土産には、ハーブティとフェイシャルオイルも付いてました。
チバソムが誕生してから、5つ星のホテルにはスパが当たり前になり、デイスパも豪華なところが増えました。でもやっぱり、こういうディテールを見ると、結局この20余年で、チバソムを超えるスパは出現しなかったことを改めて感じました。
ディナーの参加者には、熱烈なチバソムファンの姿も。3食で1000kcalのメニューについて盛り上がりました。滞在中、実は誰も体重が減らなかったという事実!よくよく考えるとチバソムは、メイン以外ビュッフェスタイルなんです。美味しくて種類豊富なので、全部試した・お代わりしたとの声多数。”それじゃ痩せないわ~”と大笑い。でも、きっと体は喜んで、この手間ひまかけた滋養をぐんぐん吸収したと思うのです。みるみる体が生まれ変わる感じ、あー懐かしい。
チバソムは、今、全面改装中なのだそうです。今年11月にリニューアルオープンとのこと。ディスティネーションスパの最高峰、どんな進化を遂げるのか、楽しみです。