梶川貴子のつれづれスパ日記：ウェルネスアリーナ

オリジナル商品

業務用に作ったものを、商品化してほしいとのリクエストを多く受けているのですが、無精者でなかなか進みません。プレッシャーを受け、何とか作ったのがボディウィッシュ、クリームとハーブティーの3品。来年はもうちょっと進めてみたいと思います。

オンライン販売もやって～との声にもまだ答えられていません・・。これも来年の宿題です。ギフトセットを作るとどうかなあ、と思って、ギフトセットを作ってみました。

 

ボーンチャイナ＆アロマキャンドル

私は大のアロマキャンドル好き。自宅でも事務所でも、気が向くと色んなキャンドルに火を灯して、いい香りの中、お手紙書いたり、パソコンに向かったりしています。最近のお気に入りは、軽井沢や恵比寿でも使っている、マッサージもできるアロマキャンドルである、ラグジュアリーアロマ、という商品。シアバターやホホバオイルがたっぷり配合されていて、手にのばすと本当にしっとり。この冬は乾燥知らずです。99%以上オーガニックであるという点も安心です。

もう一つのお気に入りが、ボーンチャイナとアロマキャンドルの融合です。私が知る限り、世界で初めての試みではないかと思います。ガラスや缶に入っていることの多いアロマキャンドルですが、缶は手軽だけどやや優雅さに欠けます。一方で、ガラスは綺麗なのですが、減る様子が横から見えるとちょっと興ざめ。とそれぞれやや難ありでした。

ボーンチャイナはもちろん上質な食器の代名詞なわけですが、透光性に優れており、ランプなども作られているとのことです。（特注品で結構高い・・）で、これを試しにキャンドルにしてみました、との新商品。これがとっても綺麗！小ぶりのティーカップにお茶の香りのキャンドルが入っています。火を灯す前もなんとも言えず可愛らしいのですが、火を灯してみると、カップからほのかな明かりがもれているのがわかります。

自分用とプレゼント用にいくつも買い込みました。銀座から抱えて帰るのはちょっと重かったけど。鳴海製陶のショップであるDIECI　GINZA（交詢社ビルの3階）で購入できます。
 

オリジナル商品発売！

ウェルネスアリーナのオリジナル商品が完成しました！これは、久米島の海洋深層水とウコン、月桃、もずくなどの沖縄ハーブ＆海の成分を活かしたボディウォッシュです。最近、もずくに含まれるフコイダンという成分が、抗酸化作用や保湿効果に優れていることで注目を集めていますが、その先取りといったところでしょうか。（ちょっと自慢）

この商品は、もともと、久米島で見かけた商品が”自然分解できて海を汚さない”という説明と共に売られているのを見かけたことが開発のきっかけになりました。ちょうどその頃、軽井沢や広島のスパプロジェクトが進んでいましたが、軽井沢は森林の水質保全、広島は瀬戸内海の水質保全ということで、環境に負荷をかけない商品が必要だと思っていた矢先のことでした。

早速、メーカーさんにコンタクトを取り、開発開始。自然分解はもちろん大切ですが、それで使用感が悪ければ意味がありません。少量で泡立ち良く、汚れ落ちはすっきり、肌はしっとりと、いいバランスに仕上がってきました。まずは、軽井沢のスパザフォレストのシャワーブースに入れ、次は広島のシャワーブースに入れ、そしてこの春からは、軽井沢プリンスホテルイーストのフォレストフロアで採用されました。

客室で採用された後、宿泊で試されたゲストから問い合わせが相次ぎ、工場にもお電話があったとのことで、ようやく本格的に開発に入りました。といっても、中身はもうできているのに、何がそんなに？それはネーミングとパッケージです。

決めていたネーミングが、商標登録されており、一旦断念。その後、色々考えて Allthat SPAという名前に決めました。スパあれこれ、スパ大好き、といった意味があります。ネタ元はミュージカルのAll that JAZZです。

軽井沢、広島、銀座、恵比寿と運営している4箇所のスパで販売しますが、ちょうどクリスマスも近いので、トリートメントを受けられた方にプレゼントする、というキャンペーンも予定しています。

冬のしっとりお肌のためにぜひどうぞ。

オリジナル商品

スパを作る中、色んな出会いがあります。その中で、”これいい！”と思ったものを少しずつオリジナル商品として開発し始めています。

まずはハーブティです。軽井沢のハーブガーデン（というよりローズガーデン？）で栽培されているミントティーやレモンバーベナです。ここのお茶との出会いは衝撃でした。私が知るハーブティーは、既に葉が小さく砕かれていることが多いのですが、ここのは”葉っぱ”の形をしていて、ハーブティーというより、和茶のどくだみのような感じでした。

これにお湯を注ぐと、バッと広がり、フレッシュハーブのような感じになります。香りも味もしっかりしていて、何煎も出ます。お願いしてから採集し、自然乾燥をするので、注文してから最低でも２～3週間かかり、天気が悪ければ手に入らない、という貴重なものです。

通常なら、安定供給第一で、取引が難しい、と判断してしまうところなのですが、こちらのガーデンの方たちの有機に対する姿勢に感心し、”ある時でいいです”というお願いをして分けていただいています。

あとは、この春から軽井沢プリンスホテルのフォレストフロアに入っているバスアメニティです。沖縄の久米島にある工場で作ってもらっています。海洋深層水と沖縄産の植物原料でできており、成分が自然分解できるので、水を汚さない、というすぐれものです。

で、こういった自然派は、ともすると使い勝手を犠牲にしている場合（例えばバサバサするとか）があるのですが、成分に工夫をこらしていることで、すっきりかつしっとりした洗い上がりです。まだ一般販売用を作っていないのですが、既にホテルゲストからは”販売してますか？”とのお問い合わせが寄せられています。

作り手の顔の見える商品で、パッケージを作るときも、一緒に色々相談してラベルだの印刷だのを考えました。これもスパの楽しみの一つです 。