婦人画報9月号が書店に並びました。
ご縁のあった特集が”月”だったので、」ワクワクしながら書店に向かったのですが、メイン特集がトレッキング!!ますます気分が上がります。これはじっくり読まねば。
そして、お楽しみの”月”。タイトルは”お月見2017”でした。
何とも言えず素敵なショットがこれ。広島三次の奥田元宗美術館での一コマです。ちなみに、この特集のトップぺ―ジには、息をのむほど美しい、遠藤さんの月の写真が掲載されています。
もともとは、PR界のゴッドマザーこと、池田順子さんから、遠藤湖舟さんの展覧会が広島の三好で開催されるので、何か一緒にできないか?とお声掛けいただいたことがきっかけでした。広島の足元の素晴らしさを発掘しようとブレストというかお喋りを重ねるうちに、”月が素敵~”との話になり、そして偶然の出会いが重なって、こうなりました。池田パワーおそるべし!溢れるアイディアと行動力は本当にすごいです。
この記事にあるお茶会は、お茶人にとって夢の世界です。あ~私もこの場にいたかったなあ・・。
こうやって、自然、建物、風物からモチーフを見出して茶会を組み立てるのが、茶人のセンス。濱崎加奈子さん、さすがです!!こういう要素が、日本文化の素晴らしいところだと思うのです。そして、スパでトリートメントを作る際にも、とっても参考になります。
ちょうど、広島のスパザブルーでは、ネロリの島とのコラボで、広島レモンをトリートメントに活かす企画を進めていたので、月の要素も取り入れて、”広島ムーンフロー”というメニューを新しく作りました。9月から開始します。お楽しみに!
さて、スパザブルーがあるグランドプリンスホテル広島は、これまた月が美しいホテルです。広島市街の雑踏から離れて、宇品から窓一杯に瀬戸内の海が広がります。このスパを作ったとき、SPA the Oceanとネーミングしていたのですが、外海じゃないし、イメージが違うとのフィードバックをいただき、Blueにしました。昼も夜も美しい青のグラデーションを思うと、Blueと命名して本当に良かったと思います。
客室からの眺めも素晴らしいこのホテル、改装したスイートルームから月を眺める過ごし方が提案されています。
この部屋、とってもいいんですよ。実は以前泊めていただいたことがあるのです。昼間に、ただのんびりと海を眺める時間は至福のひととき。瀬戸内の海には動きがあるので、本当に見飽きることがありません。それに、昼の月を眺める楽しみが加わるとなると、本当に贅沢。
世界遺産めぐりだけじゃない、広島滞在の楽しみ。優れた編集力は、足元の宝物を発掘してくれます。